第41章 嫉妬は時に自分を壊す
鶴丸「…!」
『私さ、まだまだ皆の事わからない。何を思ってるのかとか…どんな事が不安なのかも。皆だってそう…私の事はきっとわからない。言葉にしないとわからないことってあると思うんだよね…だから、これからは神隠しする前に言いたいことは言って?私はちゃんと受け止めるから!それでも満足できなければ、神隠しでも何でもしていいからさ』
そんな私の話を聞きながら、鶴丸は私をぎゅっと強く抱きしめた
鶴丸「主…っ…ごめん……。これからはちゃんと伝える…言葉で……だから、俺のこと…嫌いにならないでくれっ……」
今にも消えてしまいそうな声で呟く鶴丸
私は鶴丸の髪を撫でながら抱き返した
『うん…鶴丸好きだよ、大好き』
私の言葉に鶴丸はゆっくり身体を離して嬉しそうに微笑んだ
鶴丸「っ……早速だが…主に伝えたいことがある…」
『ん?なに?』
鶴丸「……その、ご奉仕とやらを、してくれないか……?」
『………………は?』
鶴丸「言いたいことは言えって言っただろう?だから、今思っていることを言ったんだが…我慢は良くないだろう?」
『………………』
なんだろう、とてつもなくフルボッコにしたい気分
元気になってくれるのは嬉しいよ?
でも開き直られるとイラッとするってゆうか…しかも初っ端からご奉仕しろって……なめてんのかコイツは!