第41章 嫉妬は時に自分を壊す
『な、何か用……?』
鶴丸「あぁ、少しな…」
そう言って、鶴丸は強めに私の手首を掴めば足早に歩き出した
強く握られる手首に痛みが走るが、鶴丸は無言で歩く
『鶴丸っ……いたいっ…』
鶴丸「…………」
鶴丸は何もしゃべることもなく、少し離れた小屋に連れてこられた
確かここは、包丁や他の刀がいた場所…
そんなことを考えている間にも鶴丸の足は進む
『鶴丸っ……ひゃっ……!』
そして、小屋の中に入ればいきなり手首を掴んだまま放り投げられた
そして、鶴丸は内側から小屋の鍵を閉めた
『いっ…』
地面を擦った足や腕から、うっすらと血が滲んでいた
その鈍い痛みに私は顔を歪めた
すると、鶴丸がジリジリとこちらに寄ってくる
鶴丸「……なぁ、なまえ」
『っ!』
またこの動悸だ…
やっぱり、鶴丸は私を神隠ししようとしている
名前を呼ばれる度にドクドクと脈打つ心臓が、それを物語っていた
鶴丸「お前は、俺を救ってくれた…この本丸も…。でも、どうも苦しいんだ…主が他の奴に優しくしている所も、他の奴を頼る所も、全て」
『私は、主だから…皆平等に接してきたつもりだよ……!』
すると、鶴丸は私の上に跨がればじっと見下ろしてきた