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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第40章 頼る事も時には大切





一期「鶴丸殿」


鶴丸「…一期」


部屋に入ってきたのは一期だった
一期は入ってきたと思えば、真剣な顔をしたまま鶴丸を見ていた
そんな一期の様子に、鶴丸は一期を睨み付けた


『あ、一期…どうしたの?』


この重たい雰囲気に私は押し潰されそうになった

すると、鶴丸は私から離れふらりと立ち上がれば部屋を出ようとした
そして、一期とのすれ違いざまに何かを呟いた


鶴丸「…邪魔をしたら、いけないぜ?」


一期「……」


鶴丸の言った言葉は、なまえには届かなかった

そして、鶴丸は部屋を出ていってしまった


『一期…?なんか鶴丸がおかしいんだけど…』


一期「主殿…、お気になさらずに。そう言えば、私の弟達が主の事を呼んでいましたので一緒に来て頂けますか?」


『あ、うん…』


何だか様子がおかしい
何か、私に隠してるの…?

一期と鶴丸の険悪な雰囲気がどうも気にやってしょうがない
そして、鶴丸が私の名を呼んだ時の胸のざわつき…
今、何が起こっているのだろうか


そんなことを内心考えながら、一期に連れられ粟田口の部屋へと訪れた
すると、部屋の中には短刀達がいつもの笑みで向かい入れてくれた


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