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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第40章 頼る事も時には大切





あれから、大典太に腕を引かれ審神者部屋へ無事に着いた
そして、掴んでいた手をゆっくりと離された


大典太「ほら、早く服を着替えろ…風邪引く」


『へ?あ、うん!着替えるからちょっと待ってて!』


大典太「別に、待つ必要は……」


私はタンスを漁れば、すぐに下着と服を身に付けた


『はい、着替え完了!大典太、部屋まで付き添ってくれてありがとう!』


大典太「暇だったからな」


『ちょっとゆっくりしていってよ、何もないんだけど!』


私は座布団を敷けば、大典太に座るように促した


大典太「…あんたが言うなら」


そう言って大典太は素直に腰を下ろした

俺は部屋に戻る!とか言い張るかと思ったけど…案外素直だ
何かあったとか?いや、それはないだろ…多分


『最近どう?少しはこの本丸に馴染めてきた?』


大典太「そうだな、初めて来た当初よりは…馴染んでいる気がする」


『それは良かった……』


大典太「……あんたは、悩みとかないのか?毎日忙しそうだが」


『あ、うん!私は今のところは悩みないかな!みんないい子だし』


大典太「そうか…」


そう言って、大典太は少しだけ微笑んだ

大典太の微笑んだ顔なんて見たことがなかったから、何だか嬉しい……!
我が子が初めて立った親の気持ちだ!


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