第39章 お助けください誰か
次郎「ちょっと、こっちおいで」
背中を洗っていれば、いきなり次郎に手招きをされ横にいけばグイッと手を引かれ胸筋に手を置かれる
『へ?え、えーっと…』
次郎「気分が変わったからさぁ、前も洗ってくんない?」
『えっ、ま、前って…!』
次郎は私の手を掴んだまま胸筋を撫でさせてくる
その手に伝わる筋肉の感覚についドキドキしてしまう
次郎「隅から隅まで…洗ってちょーだい」
『そ、それって……ここも…?』
私はタオルで隠れた部分を指差しながら一応確認を取る
次郎「アンタって、意外とエロいんだねぇ…そんなとこまで頭がいくなんて…」
『あ、いやっ、ちが!隅から隅までって言うから……!』
次郎「真っ赤になっちゃって〜可愛いね、アンタ。まぁ洗ってくれるなら全部お願いしようかなぁ」
私の反応を楽しむようにニタっと笑いながらこちらを見てくる次郎
『っ……じ、自分で洗ってっ…!』
私は恥ずかしさに立ち上がりお風呂場を出ようとすれば、次郎に手を引かれぎゅっと抱きしめられた
『ちょ、泡付いてるからっ……!』
次郎「アンタが洗ってくれないなら…アタシがアンタのこと、洗ってあげようか?」
『へっ?わ、私は汚れてないし…!』
その場から逃げようともがいて見るも、次郎の力には敵わず更に強く抱きしめられる