第39章 お助けください誰か
『はぁ、スッキリしたぁ……』
私はスッキリして少し落ち着いた
たまにはストレス発散しないとだよね…
私ここの本丸の主になってからストレス発散って出来てなかったと思うし!
次郎「ぷっ、はははっ!歌仙も真っ白!」
近くで見ていた次郎が歌仙の姿を見て笑い出した
それにつられて私も笑ってしまう
『ほんとは歌仙に仕掛けるはずだった小麦粉だから、歌仙にぶっかけられて良かったよ〜…ほんと!』
歌仙「……雅じゃない…っ!」
次郎「まぁまぁ、たまにはいいだろー?こうゆうのも!主のお遊びに付き合ってやるのも、アタシ達の役割でもあるし!」
『次郎…なんていい奴なんだ……』
やっぱり次郎は話がわかる…!
いいやつ過ぎて涙が出ちゃう……!
そんなことを考え感動していれば、次郎に腕をガシッと掴まれた
『ん?』
次郎「アンタの遊びに付き合ってあげたんだから、背中くらい流してもらうよ?」
『えっ……!?お風呂!?』
次郎「当たり前でしょうが!この粉まみれで本丸を歩くなんて無理があるだろう?だから、アンタに流してもらわなきゃね〜!」
『わ、分かりました〜……』
歌仙「あ、なら僕も流してもらおうかな…広間を汚した罰と…僕に投げつけた罰として、ね?」
怖い怖い怖い怖い、歌仙の目が笑ってない
次郎の背中を流すのは大歓迎だけど、歌仙怖い!