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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第38章 人生には驚きが必要





歌仙「あ、主。お風呂掃除は終わったのかい?」


『げっ……歌仙!』


待て待て待て待て、なぜ広間中にある台所から出てきたんだ……!
これじゃ小麦粉ぶちまけられないじゃないか…!


歌仙「げって……僕が居たらまずい事でも?」


『あー、いや……その……』


非常にまずい事だよね
だって歌仙に驚きを届けようとしたのに、小麦粉設置してる私達の背後から声かけてくるんだもんね

そして、バレたら絶対に怒られるパターン!!!
ここは何とか言い訳を考えなくては……!


歌仙「……それにしても、そんなところで何をしているんだい?」


鶴丸「えっ、あ……これはだな……」


『ああ!あれだよ!掃除!ここの溝が汚れてたから、背の高い鶴丸と明石に手伝ってもらってたの!』


私は必死に頭を捻って言い訳を口にする
すると、歌仙はポンと手を叩いて笑顔になった


歌仙「そうだったんだね、お風呂掃除の次は広間の掃除か。感心感心。じゃあ僕は洗濯物を干してくるから、後は頼んだよ」


そう言って歌仙は台所の方から出ていってしまった


『……はぁ』


明石「危なかったですね、すごく」


鶴丸「歌仙は怒ると怖いからなぁ」


『それは私が一番良く知ってる』


お風呂を泡だらけにした時、こっぴどく怒られたもん……やっぱり歌仙に小麦粉ぶちまけなくて良かったか?
セーフセーフ……。


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