第38章 人生には驚きが必要
『うん、なんで明石が居るのかな?』
明石「面白そうやったから着いてきたんですわ」
いやいや、なんか色々おかしいよね
何なんだろうか…こいつは
なぜこちら側に居るんだろう…明石は転んでメガネを割るポジションだったはず……!
『まぁ、いいや…気にしないようにするよ』
鶴丸「それで?次はどうするんだ?」
『んー、小夜ちゃんどうする?』
私は小夜ちゃんを見れば、小夜は目を見開いた
小夜「……兄様に、仕掛けたい」
『OK、何を仕掛ける?』
すると、小夜はチラリと私を見た
小夜「…その……、主が…兄様達を甘やかしてくれたらって思って……」
……ん?
私が江雪と宗三を甘やかす…だと?
小夜ちゃん、一体どうゆうことなんだい…!
『甘やかす…?』
小夜「うん…兄様達が、甘えてる姿を見たことなくて……だから見てみたい」
興味本位なのぉぉお!?
マジか、まじなのかっ……!
でも、確かにあの二人は甘える素振りないよなぁ…一期もそうだけど…お兄ちゃんポジションって色々大変そうだし…甘えさせてあげようかな、今回は!
『わかった!小夜ちゃんの頼みなら受け入れるよ!』
鶴丸「俺も主に甘えたいなぁ」
『後でね』
鶴丸「いいのか!?」
『少しだけならね?』
その言葉に鶴丸は嬉しそうに笑った
そして、私達は再び大人数で左文字派の部屋へと向かった