第6章 探し物は主
赤面した一期が口をパクパクしながら薬研を見た。
一期「……薬研…何を…!」
薬研「何って、手入れだろ?」
厚「お、お前のは手入れじゃない…!」
赤面しながらなんとも言えない顔をしてる粟田口二人。
薬研は平然を保っている。
恐るべしショタ…。
明石「主はんって生娘なんですか」
『はっ!?…いきなり何言って…』
いきなり何言ってんだぁぁ!!!
なんかこっちが恥ずかしくなるから!
蛍丸「図星だね」
『え?ほたるん?生娘なんて言葉知ってるの?こんなに可愛いショタなのに?』
蛍丸「俺見た目はこんなだけど、主よりは長く生きてるからね」
愛染「まぁ刀だからなぁ」
忘れてました。
キミたち刀だね、うん
ショタであってショタじゃないんだね、うん
そういえば一期の手入れしてなかった。
これを機に手入れしちゃおうかな…
『そこの一期さん、ちょっと来て』
一期「?はい、何でしょうか」
私が手招きすればこちらに寄ってくる一期。
『ついでに手入れしていいですか?』
一期「……手入れですか?//」
なんで照れてんの、可愛い←
明石からは夜伽させられてたって聞いてたけど…
あ、この人はレアじゃないのか、だから慣れてないのね、把握←
『弟達と来たついでに!ささっと済ませますから!』
一期「……よろしいんですか?」
『もちろんだよ!』
一期「なら…、お願いします…」
少し俯き加減でお願いし来る一期。
やっぱりいい子ばっかりだ…!