第37章 胸キュンなイタズラ
明石「あれ、蛍丸に主はん…こんなところで何してはるん?」
『……げ、明石……』
うわぁ、なんか邪魔された気分!
あと少しでほたるんの柔らかい唇をゲットできそうだったのに……ちょっとショック…
あ、この発言は逮捕レベルかな?
はぁ、なんか最近ショタコン悪化したような…きっと気のせいかな、うん!
明石「こんな廊下で何してはったんです?」
『えっと……ほたるんと、その……』
私が言いように困っていれば蛍丸が口を開いた
蛍丸「主と愛を確かめ合ってたんだよ」
明石「…は?それなら自分も主はんと愛を確かめ合いたいですわ」
蛍丸「主は俺のだから、国行にはあげないよ。それに、国行が来たせいでキスもしてもらえなかった…こんなに国行を邪魔だと思ったことはないかも」
明石「酷いですわ……って、キス…?蛍丸、抜け駆けはいかんわ。自分かて、主はんとキスしたいっちゅうのに」
蛍丸「主が汚れるからやめて」
何やら言い合いをしている来派二人
ほたるんは可愛いけど、明石は一体なんなんだ…
キスしたいなら風呂場の鏡で自分とキスでもしとけ!
そんなことを考えてる間にも仲間割れが絶えず……
蛍丸「国行邪魔だからどっか行って」
明石「そんな言い方あらへんやろ…それに、主はんは蛍丸より自分の方が好きやろう。だって蛍丸、子供やん」
蛍丸「…………………………」
あ、これやばい。
明石、ほたるんの地雷を踏んだらしい…←