第37章 胸キュンなイタズラ
『ご、ごめんね?最近ほたるんとあんまり話せてなかったよね……ほんとにごめんね?』
私は膝立ちをして蛍丸に目線を合わせれば謝った
すると、蛍丸はじーっと私を見ながら密着してきた
蛍丸「ほんとに悪いと思ってる?」
『もちろん!思ってる…!こんな可愛いほたるんを悲しませるなんて…我ながら胸が痛いし……』
はぁっと溜息をつきながら落ち込めば、蛍丸に頬を撫でられた
蛍丸「主…大好き」
『え……え、あ、わ、私も大好き…!愛してる!』
いきなりの大好きとか、破壊力が半端ない
しかもちょっと笑顔だし、何この子…!!!
蛍丸の可愛さに感動していれば、両頬を蛍丸の小さな手で包まれた
蛍丸「悪いと思ってるならさ…ちゅーしてよ」
…………え?今なんて?
聞いちゃいけない言葉が聞こえたような気がしなくもない
『えっ……ほたるん…今なんて……』
蛍丸「だから、悪いと思ってるならキスしてよ…あ、頬はなしだよ。ちゃんと口にしてね」
そう言って、ほたるんは目を閉じて私からのキスを待っている
ほたるんのキス顔ぉぉぉぉ!!
もう可愛すぎて興奮が止まらないっ……!
私は、断るわけにも行かずほたるんの唇にキスしようと顔を近づけた…が、その瞬間に嫌な声が聞こえた