第37章 胸キュンなイタズラ
『あれ、小夜ちゃんどうしたn……え?』
私は前からやってきた小夜ちゃんに声をかければ、そのまま正面からぎゅっと抱きついてきた
小夜「あ、の……」
小夜ちゃんは抱きついたまま私を見上げて、何か言いたそうにしながら頬を赤らめている
な、なんだ……この可愛さは……
『さ、小夜ちゃん?』
小夜「主……そのっ、だい、すき……」
『……えっ』
頬を赤らめ恥ずかしそうに上目遣いしてくる小夜ちゃんに、私はノックアウトした
そして、興奮したせいか鼻血が噴火してしまった
小夜「!?あ、主……!」
鼻血を垂らす私を見て焦っている小夜ちゃん
その様子を影から見ていた鶴丸達は小声で話し合っていた
乱「主さん、鼻血出ちゃった…」
鶴丸「小夜坊は効果ありすぎたか」
五虎退「…だ、大丈夫でしょうか……」
厚「って、これは驚きってゆうより…ただ単に主を喜ばせてるだけじゃねぇの?」
薬研「まぁ、そうだな」
『さ、小夜ちゃん……!い、いきなりそんなっ…大好きなんて……!』
小夜「ご、ごめん……」
『もっと言ってくれていいんだよ……!ほれほれ…小夜ちゃん…』
小夜「……だい、すき…」
小夜ちゃんの可愛さに癒されて、私はお風呂掃除の疲れが一気に吹っ飛んでしまった
そして鼻血がまったく止まる気がしなかった