第36章 目覚めのいい朝
私は、しかたなく鶴丸とデートをすると約束を取り付けて、歌仙に押し付けられたお風呂掃除をする為にお風呂場に来た
『はぁ、こんな広いお風呂を掃除するなんて……ダルい』
ここのお風呂は無駄に広い
まるで温泉のような感覚だ…
これを一人で掃除しろとか…鬼畜だろ…
私はしかたなく、掃除用具を手にしてお風呂を磨いていく
〜 一方その頃 〜
鶴丸「主とデートかぁ…楽しみだ。この楽しい気持ちをもっと向上させるためにも、なんか驚きが欲しいな…」
そんなことを考えながら廊下を歩いていれば、庭で遊んでいた小さい奴らを見つけた
すると、そいつらが俺に気付き声をかけてきた
前田「鶴丸殿!」
今剣「鶴丸さま、いっしょにあそびませんかー?」
鶴丸「遊びか…あ、なら…主に驚きを仕掛けないか?」
平野「驚き、ですか?」
小夜「……どうする?」
皆鶴丸の言葉にどうしようか悩んでいた
すると、乱が笑顔で鶴丸の話に乗り出した
乱「主さんを驚かすの、なんだか楽しそう!」
鶴丸「だろう?今回は、嫌がる驚きじゃなくて、主が喜びそうな驚きを仕掛けたいんだが…協力してくれるか?」
蛍丸「うん、いいよ」
愛染「まぁ、蛍がやるなら俺も!」
博多「金になるなら手伝ってやらなくもないとよ」
そして皆、鶴丸の意見に賛成した