第35章 怖い夢の正体
一期「は……ん、すみませんっ……もう、イってしまいそうですっ……」
『いいよっ……イって…私も、もうっ…』
一期「主っ……!」
一期と見つめ合えば、荒い息を吐きながら更に腰の打ち付ける速度も上がり互いに絶頂へと向かっていく
『んんっ、はぁ、一期っ……もうイっちゃうっ……!』
一期「っ、はぁ、私も……もうっ……はぁっ!」
『んあっ……!!』
お互いに限界を超えれば、同時に達してしまった
一期はイク間際に、中から引き抜けば白濁液を胸へと射精した
一期「っはぁ……はぁ…主、大丈夫ですか…?」
『はぁ…はぁ…うん、大、丈夫……』
一期「たまらなくなって…激しくしてしまいました…」
そう言いながら、白濁液で汚れた胸をちり紙で優しく拭ってくれる一期
そして、すぐに服を整え着せてくれた
『一期…気持ちよかった……』
夜伽をしたせいか、急に眠気が襲ってきた
眠そうな声で一期に感想を伝えれば、一期は優しく唇にキスを落としてきた
一期「私も、主とできて気持ちよかったです……嫌な気持ちもなかった…やはり、好きな方とする夜伽は…全然違いますね……」
『ありがとう一期…私も大好きだよ?』
今にも眠ってしまいそうな私は、ぼーっとした頭で一期の言葉を聞く
私との夜伽で、一期の闇の部分を少しでも削げたらいいな…なんて感じたが、睡魔には勝てずその場で意識を手放してしまった
一期「…主、私も愛しております……。あ、おやおや…もう眠ってしまわれましたか…」
眠ってしまったなまえの頭を優しく撫でれば寝顔を見つめる一期
そして自分の身支度を整えれば、なまえをお姫様抱っこした
一期「此処で寝せるわけにはいかないね…主、広間に戻ろうか」
そんな独り言を呟きながら、一期はなまえを抱いたまま広間へ向かい布団にそっと寝かせたのだった