第35章 怖い夢の正体
『んっ…!』
一期「んっ……ふ」
いきなりキスされ、驚くも甘いキスに身体の力が抜け抵抗するような力はなかった
『はっ……ん』
一期「っ……は」
口内に舌が入り込めば、口内を侵される
そしてしばらくすればゆっくりと唇が離された
一期「はぁ……」
『っは……はぁ……』
ねっとりとしたキスに、唇を離せば二人の間に銀色の糸が繋がってはプツリと切れた
私が肩で息をしていれば優しく抱きしめられた
一期「主…すみません……」
『ん…大丈夫だよっ……』
一期「……主が鶴丸殿とキスしているのを見て、嫉妬してしまいました…だから、キスを…」
『一期…』
一期「すみません、主が弱っている時に……」
そんな一期を私は優しく抱きしめた
『いいの…話聞いて貰えてスッキリしたし…これはお礼…』
私は一期の唇に優しく触れるだけのキスをした
そんな私の行動に、一期は強く抱き締め返してきた
一期「主っ……そんなことをされたら…私は……歯止めが効かなくなります…」
『へ…?あ、ごめんっ……』
一期「……すみません、もう…限界かもしれません」
そう言って私の手を掴み、立ち上がればどこかに引っ張っていかれる
『い、一期……!?』
あれ、やばいな、これヤられるよね
そんなことを考えている間にも一期の足は進んでいく