第34章 皆とおやすみ
『長谷部、怖いよ、顔』
長谷部「はっ!すみません主…つい。主が可愛くて…」
今可愛いって言われた!?
う、嬉しい…可愛いなんてあんまり言ってくれないからすごく高まった…!
あぁ、長谷部いい子だ……
『長谷部、いい子だなぁ……本当に』
私は長谷部の頭を優しく撫でた
すると、長谷部は慣れないせいか赤面しつつ目を逸らした
長谷部「あ、主…そうゆうことは短刀に……!」
『えー、いいじゃん。短刀も打刀も変わらないでしょ』
鶴丸「いや、変わるだろ…!」
『冗談だよ!短刀は短いもんね〜、身長も』
すると、その言葉を聞いて納得いかなかったのかズカズカとこちらに寄ってきた後藤が声をかけてきた
後藤「短いって言うなよっ、今にでっかくなってやるぜ!」
そう威張る後藤が可愛くて、表情が緩む
『後藤可愛いなぁ、よしよし〜』
身長を気にしている可愛い後藤が近くに来たので私は後藤の頭を撫で回した
後藤「ちょっ、撫でるな!」
『いいじゃん、撫でるくらい!というか、撫でられる方にも非があると思うんだよねぇ……撫でられたくなければその可愛さをどうにかして欲しいってもんよ。可愛い後藤が悪いからね?私は悪くないからね?』
後藤「っ、可愛くねーっての!そ、そうゆう大将が……か、かか……」
『ん?』
後藤「俺なんかより、大将が可愛いって……!」
顔を真っ赤にしながらそんなことを言ってくれる後藤が、私は可愛くてしかたなかった