第34章 皆とおやすみ
『えーっと、困ってない……かな?』
困ってないと言わざる負えないこの可愛い沖田組二人
なんてずるいんだ、可愛い顔しやがって……!
すると、私の言葉に安心したように笑顔になった
安定「良かったぁ…主に嫌われたらどうしようかと思ったよ〜」
加州「長谷部が勝手に言ってるだけだったんだね。自分が可愛がられないからって、嫉妬は良くないよ?長谷部」
長谷部「っ、嫉妬とかそうゆう問題じゃ……!っ……主!!!」
長谷部は俯いたがいきなり顔を上げて私を見てきた
『な、なに!?』
顔を上げる勢いが凄くて怖いよ長谷部!
とりあえず私は身体を起こして長谷部を見た
長谷部「主はコイツらに甘過ぎます!どうしてそんなに甘いんですか!」
『えっ、いきなりの説教!?』
なんで私が説教されにゃいかんのだ!!!
これは、あれだよ、飛び火って奴だよ……!
とばっちりだよ……!
長谷部「それだから主はっ……」
『まぁまぁ、落ち着きなさいよ。可愛いモノには嫌でも甘くなっちゃうものなんだよ…わかるでしょ?』
長谷部「可愛いモノには甘く……?」
そう言って長谷部は私をガン見してきた
長谷部「……(た、確かに主は可愛いから俺も優しくしてしまうが…加州に大和守が可愛い訳がない……!可愛いのは主だけだ……主主主主!!!)」
『…………』
目が怖いんだけど……眼力やばいよ長谷部…
なんか今にも長谷部に斬られそうな勢いだよ、私