第34章 皆とおやすみ
あれから、皆おとなしく布団に入った
私の両サイドには鶴丸と一期が寝ている
そんなことはお構いなしに、私は布団に寝転べば大の字になった
『はぁ、今日も色々あったねぇ……』
一期「そうですね…主、お疲れ様でした。そして、私達の前の主のせいで色々迷惑を掛けてしまい…本当にすみません」
そう言って、寝転んだ私に一期は申し訳なさそうに謝ってきた
『いいんだってば…!私がもっとしっかりしてれば…前任なんかに取り憑かれなかっただろうし!』
鶴丸「まぁ、主は単純だからなぁ。取り憑かれ易いのは否めないよな」
『うるさいよ鶴丸、黙ろうか』
でも、本当に前任からこの本丸を守れてよかった……
って…私が守ったわけじゃないけど!
大包平と小烏丸に感謝しなきゃね
すると、離れた所に居た長谷部が近くによってきた
『ん?あれ、長谷部どうした?』
長谷部「…主、コイツらの夜這いだけはお気をつけてください!はぁ、俺が主の隣ならば24時間お守りできると言うのに……!」
長谷部は悔しそうに拳を握りしめている
確かに鶴丸は夜這いしそうな感じはするけど……いや、でもきっと夜這いしないだろうな、鶴丸だし
一期はロイヤルだからそんな汚い真似はしないだろう…どこかの鯰さんと違って