第6章 探し物は主
厚「あ、俺の名前は厚藤四郎!」
薬研「俺っちは薬研藤四郎だ、よろしく頼むぜ?たーいしょ」
『……………』
なんだろ、今すごくキュンときた…!!!
薬研くん…ギャップがたまらんな…
しかも俺っちって!!イケメンだが可愛い!
厚くんだってショタのわりにイケメンだし…
まぁ薬研よりはかわいい感じだが!!!
厚「?…どうしたんだ?」
薬研「どこか具合でも悪いのか?」
『えっ!?あ…いや!なんでもない!!!』
二人の声にハッとして正気に戻る。
きっとアレだよ!
みんな私の事を主って呼ぶけど、この子たちは大将って呼ぶから新鮮なんだよ!うん!好き!
『それはともかく…水色のイケメンはどなた?』
一期「あ…申し遅れました。私は、一期一振と申します…この度は弟達の手入れ、感謝致します」
そう言って一礼する一期さん。
ここは私も清楚に女の子らしく…
いや、初対面だから清楚で可愛いイメージをつけとくか
『あ、えっと…こちらこそ勝手に手入れしてしまってすみませんでした…お兄様の許可も無く…』
やばい、キタコレ。
すごく女の子らしくない?いいイメージじゃない?
私可愛いイメージ付いたよね?これ←