第6章 探し物は主
私は大人数で審神者部屋に続く廊下を歩いている。
明石「主はんどこ行ってたん?」
『それが…途中で清光と安定に拉致されまして…、とりあえず手入れしたら体調悪くって少し休ませてもらったの』
蛍丸「なにもされてない?」
心配そうなまなざしを向けてくる蛍丸。
いい子だ……やっぱり心配してくれてたんだ…!←
『大丈夫だよ!ありがとう蛍ー!』
蛍丸の背後から抱きしめながら歩く。
愛染「ま、主が無事で何よりだな!」
『愛染くんもありがとう…大好き』
明石「主はん、自分も愛してます」
『それは嬉しいなー』
明石「この温度差は…なんや…」
落ち込みながら疲労マークが付いた明石。
そんなこんなで審神者部屋に無事到着しました。
『あーなんか疲れた~、あ。ショタ二人!お手入れに来てくれたんだよね!?私は嬉しいよ…』
先ほどから黙ったままのショタ二人に声をかけた。
薬研「あ…まぁな。さっきはあんな態度とっちまって悪かった」
ショタのわりにイケメン…なにこの子、惚れる
厚「俺もごめんな、大将…」
手を合わせながら謝ってくるショタ
やんちゃそうな子だなぁ
『気にしてないから謝らないで?色々辛い過去があると人間不信になるのもわかるし、何より手入れに来てくれたことが嬉しいよ!』
厚「へへ、来てよかったなぁ、薬研!」
薬研「そうだなっ」