第34章 皆とおやすみ
鶴丸「こりゃ驚いた…急にどうしたんだ!?」
『どうもこうもないわ、お前らが聞き分けないから私はもう疲れたよ』
長谷部「大丈夫ですか、主!!!」
『何とかね…とりあえず、そこに座れ』
私の言葉に皆大人しくその場に腰を下ろした
『こんな大人数でじゃんけんぽん!してても勝ち負け決まらないの、わかる?』
前田「そうだったんですね……あまりしたことが無かったので知りませんでした…」
前田、可愛いから許す
知らないんだもん、しかたないよね…あぁ、可愛いは正義だ
『じゃんけんするなら少人数の方が効率がいいから、5〜6人でじゃんけんして』
刀剣「「「はーい」」」
皆それぞれ返事をすれば、適当に近くの刀剣同士で輪になり再びジャンケンを始めた
って、なんのためのジャンケン?
そんなことを考えながらジャンケンの様子を眺める
次第に勝ち負けが決まり、最後に四人が残った
そして再びジャンケンをすれば二人が勝ち残った
鶴丸「よっし!勝った勝った!」
一期「弟達には悪いけど、勝ててよかった」
どうやら買ったのは鶴丸と一期だったらしい
すごく喜んでるみたいだけど…なんのためのジャンケンだったんだろうか
そんな疑問を抱きながら私は問いかけた