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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第33章 大慰労会2





『んっ……へっ……?』


歌仙「ははっ、主顔が真っ赤だね…雅では無いけど、可愛いよ」


そう言ってぎゅっと抱きしめられ、すぐに体を離された
そして再び食器の片付けを始める歌仙


『歌仙……?』


え、なに、怒ってるの……?
いや…そんな感じはしないけど…
歌仙からキスしてくるのも変だし!


歌仙「ん?どうしたんだい?」


『いや、その……』


歌仙「ここは僕がやっておくから、主は広間でテーブルでも拭いてきてくれるかい?」


『え、あ、うん……分かった』


私に台拭きを手渡してくる歌仙
そしてすぐに私に背を向け食器を洗い流し片付けをしている
やっぱりお皿割ったから怒ったか……?
歌仙怒ると怖いしなぁ…やっぱりここは謝るべき?

そんなことを考えながら、食器を洗っている歌仙の背中にぎゅっと抱きついた


『歌仙…怒ったの……?』


歌仙「え……」


私が抱き付けば、歌仙は洗っていた皿を派手に落とし、皿が真っ二つに割れてしまった


『…………あ』


歌仙も割ってるじゃん!
なんで私ばっかり怒られなきゃならないんだ…これでお愛顧だよ歌仙!


歌仙「っ……あれ、何だか手が滑ったみたいだ……いつもはこんなことないんだけどなぁ……」


『歌仙もお皿割ったからお愛顧だよ!だから私のこと怒らないでね!』


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