第33章 大慰労会2
すると、お酒を飲んでいた次郎に声を掛けられた。
次郎「あれ、珍しく飲んでね〜アンタ」
『うん、だって慰労会だからね!まぁ、酔いすぎるほどは飲まないけど』
次郎「うーん、確かにあんまり酒に強そうじゃないねぇ」
太郎「飲む量は人それぞれですからね」
二人仲良くお酒を嗜んでいる二人。
次郎も太郎もお酒強そうだから、一緒に飲んだら潰されるかもしれないからあんまり近づかないようにしなきゃ!
『二人とも、飲んでばっかりじゃなくてちゃんと食べないとダメだからね!』
次郎「分かってるって!」
そんな会話をしていれば、三日月が手をひらひらと振りながら私を呼んできた。
三日月「主、じじいの話し相手も頼みたいぞ」
だから、全国のじじいに謝れやお前は。
こんな美しいじじいが居てたまるか
そんなことを内心思いながら、私は三日月の傍に寄った。
すると三日月の近くには他の刀も一緒に飲んでいた。
『あ、一期やっほー』
一期「主殿、楽しんでおられますか?」
『うん!さっきも粟田口のテーブルに言ってたんだけど、本当に癒されて楽しくて長居しちゃったよ〜』
すると一期はクスッと口元に手を当てて笑った。
一期「だから薬研の白衣を着ているんですね」
『あ、うん!貸してくれたんだよ、あのイケエロショタ!』
一期「(……それは薬研を褒めているんでしょうか……主)」