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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第33章 大慰労会2





私はちらりと鳴狐を見ると、バッチリ目が合ってしまった。


鳴狐「…………」


『な、鳴狐……?』


鳴狐「…なに」


『お、怒ってる……?』


鳴狐「…………………………怒ってない」


待て待て待て待て、その間はなんだよ
間が長すぎて怖いよ!
絶対怒ってるパターンだよね!?
怖い怖い、無口だから尚更……!!!
とりあえず此処はお付の狐に聞くしか……!


『ねぇ、鳴狐怒ってる?」


お付の狐「?どうしてですか?」


『いや、なんかガン見されてるから……』


すると、お付の狐は鳴狐を見た。


お付の狐「…………ほほう…」


『なに!?わかるの!?』


お付の狐「あれは、嫉妬しています!」


『へ?嫉妬?』


お付の狐「主殿に撫でられてるわたくしめが羨ましいと鳴狐の目が申しております!」


なにそれ、可愛い……
可愛すぎて辛いよ、私は…!


『鳴狐……可愛い!』


私はたまらず、鳴狐の方に体ごと向き合えば髪をわしゃわしゃと撫でた。
すると、鳴狐は驚いたように目を見開いた


鳴狐「……恥ずかしい…」


『撫でて欲しかったんでしょ?』


私がニヤニヤしながら尋ねれば、鳴狐は目線を外して黙ってしまった。
なんだよ、お前……いつからそんな可愛くなったんだよ……本当に。


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