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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第33章 大慰労会2





信濃「ねぇ、大将…ちゅーしよ?」


信濃は誘いながらぎゅっと抱きつき密着してくる。
それに負けじと包丁も密着してきた。


包丁「主ー、俺だけにしてよー」


『ちょ、くっつきすぎ!乱、助けて……!』


乱「えー、ボクはもう満足したし、後はしーらない」


語尾にハートが付きそうな、弾んだ声であっさり交わされた。

自己中かよ……!
自分が満足したらそれでいいのかぁぁぁ!?
良くないね、それはあんまり良くないよ!?
助けて、乱、助けてくれぇぇえ!

そんな私の願いなど届かずに、乱は私から離れまた食事を始めた。
くっそ……あのかわい子ちゃんめ……!!!

自力で抜け出すしかないか……
そんなことを考えていれば、他の刀が助けようと声をかけてきた。


前田「2人とも、主君が困ってしまいますよ」


後藤「しつこいと嫌われちまうぜー?」


包丁「えっ…!?主、俺のこと嫌うのか!?」


信濃「それはいやだなぁ……」


薬研「ま、嫌われたくなければあんまりしつこくしない事だな」


その言葉に2人は私からゆっくりと離れた。
すると、薬研にグッと腕を引かれれば、いきなり胸の辺りに手を当てられた。


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