第33章 大慰労会2
信濃「大将」
『あ、信濃』
鯰尾を警戒していれば、信濃がぎゅっと抱きついてきた。
そんな可愛い信濃を私も抱き返した
すると、信濃が少しだけ離れ私の身体を見てきた。
信濃「あれ、大将濡れてる…?」
『あーうん……さっき水かかっちゃったんだよね…』
信濃「…寒くない?」
『うん、大丈夫だよ!さっき拭いたし』
信濃「大将が寒いって言ってくれたら、俺が暖めてあげようと思ったのになぁ」
そう言って、信濃はぎゅっと抱きついたままこちらを見つめてくる。
か、かわいい……!!!
信濃…優しい子……!!!
もう寒くなくても温めてほしい…!←
『信濃ぉぉ!温めて…、寒くないけど温めて!』
信濃「寒くないのに?まぁ、懐に入れるから嬉しいけど」
信濃はぎゅっと正面から抱きついてくれば、嬉しそうに笑った。
その姿に他の短刀も嫉妬したようにこちらに寄ってきた。
乱「信濃ばっかりずるい!ボクも主と乱れたい!」
……え?
そんな乱れるほど卑猥なことしてないよ!?
乱ちゃん、可愛いのに言葉が…なんかエロい…!
包丁「俺も人妻と乱れたい!」
『いや、私人妻じゃないからね!?』
包丁が人妻言いながら私に飛び付いてくる。
最近人妻人妻言ってなかったと思ったらまた復活したのね、人妻大好き包丁くん。