第6章 探し物は主
切なそうに話してくる紫髪さん。
その間にも血はどんどん出てきている。
私は慌てて上から降りた。
『あのっ…!私に手入れさせてください!今すぐに!!』
?「…!資材も無いのに…どうやって…」
『任せてください…!余裕で手入れします!』
私の言葉に不思議そうな顔をするが、痛みからすぐに表情が歪んで行った。
?「…っ…なら、頼めるかい?」
『もちろんです!では、少しだけ耐えてください…!』
そういって、紫髪さんに跨るような体制のまま接吻を交わし、自分の持ってる神力を注いでいく。
傍から見たら襲ってるとか言わんといて←
?「……!?」
接吻に驚きながらもおとなしくしてる紫髪さん
その間にもどんどん傷を治していく。
そこに追いかけて来たのか、先ほど一緒に居た清光、安定、れっつぱーりーさんが到着した。
清光「主ー…って、え…なんで!?」
安定「…歌仙、首落ちて死ね」
燭台切「これは…どうゆう状況…!?歌仙くんが襲われてる…?」
三人が状況を掴めていない中、捜索組が声を頼りに到着した。
蛍丸「やっと見つけた、主…って、え?なにこれ」
明石「主はん…自分というものが居ながら浮気ですか」
愛染「主って肉食だったんだなぁ」
現場を見た来派。
蛍丸については目が殺気立っている