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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第6章 探し物は主




愛染「…今の声って……」


蛍丸「主だ…!」


明石「あんなに叫んで…」


一期「あっちの方から聞こえましたね…」


厚「パワフルだなぁ…」


薬研「とりあえず行ってみるか」



耳を澄ませながら全員で声のする方へと走って向かった。








~一方その頃~



?「貴様っ、離せ…!!!」


『話を聞いてくれるなら離します!』


?「しつこい女だ…!雅ではないねぇ…!」



まだやってました。



『私はまだ死にたくないんですっ……って、うわっ…!!』


?「っ…!?」


引き留めるのが必死で、その場でバランスを崩して紫髪さんを巻き込んで倒れてしまった。



『いったたた……』


?「……っ…」


『あれ、うわっ!すみません!』


気づいたら、紫髪さんに馬乗りする形になっていた。

それにしてもなんだか苦しそうな…?
そんなに私が重いのか!?


?「……小娘一人くらい…なんともないね…っ」


やっぱりどこか苦しそう…
なんでだろう…


『……もしかして…、怪我してる…?』


?「っ…!?」


『…………………ぎゃぁぁぁ!血…!血が出てる!!!』


馬乗りしたまま紫髪さんのお腹付近を見れば薄らと血が出ていた。


『ご、ごごごごめんなさい!私がくっそ重い体重で乗ったから…!』


?「いや、重くはないけど…これは戦場で負った傷なんだ…」



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