第6章 探し物は主
?「な、何をする…!」
『報告だけは勘弁!おとなしくしてますから!それに嫌でもこれからここに居る刀剣男子全員に会うんですから!もっとゆっくり行きましょう!』
?「貴様の言っている事は理解できないね…!」
必死に止めたが、それを振り払うように走って行ってしまった紫髪さん。
『まじか…!!!待てこらぁぁぁぁぁぁ!!!』
今ラスボス降臨したら死ぬってばー!!!
私は自分の生命のために紫髪を追いかけた。
清光「えっ!?主ー!?」
安定「さっきまで泣いてたよね!?」
燭台切「とりあえず、追いかけたほうがいいよね…!」
慌てて、審神者の後を追う三人。
~捜索組~
一期「見つかりませんね」
蛍丸「もしかして神隠しされたとか…」
明石「神隠しする価値あります?」
愛染「んー…需要はないかもなぁ」
再び審神者をディスりだす来派。
それを聞いてた厚は薬研に小さく問いかけた。
厚「あいつら…大将の事嫌いなのか?」
薬研「好きが故…だろうな」
厚「好きなのにあんなこと言うのかー」
薬研「信用してるからなんでも言えるんじゃねぇか?」
厚「んー…難しいなぁ」
『待てこらぁぁぁぁぁぁ!!!』
そんな話をしながら廊下を歩いていれば、うるさい叫び声が遠くから聞こえた。