第32章 大慰労会
それにしても、左文字派って細すぎな気が……
宗三もすっごく細い……私の半分しかないよ!?
これは強制的に食わせなければ……
『宗三、細すぎだけどちゃんと食べてる?』
宗三「えぇ、食べてますよ。まぁ、貴女程は食べませんけど…ね?」
そう言いながら、宗三は嫌みったらしい笑みを浮かべてきた。
『待て、それは私が大食いだと言いたいのか!?』
宗三「さぁ、どうでしょうね」
なんだろう、すごくイラッとくる。
そりゃ食べるのは大好きだけど…って、私周りから大食いに見られてるの!?
なんかイメージ悪くない?
ここは女の子らしく、私あんまり食べられないの
…的なアレが可愛いんじゃない?
でも、食べたいものをこんなに作ってもらっといて今更食べれないとかウザイ系女だわ…。
あぁ、私の清楚……行方不明……。
『私、ダイエットしようかな……宗三並のスタイルになろうかな…』
今剣「だいえっと…ってなんですかぁ?」
『ダイエットってゆうのは、痩せる事だよ!』
今剣「えぇ!?あるじさんやせちゃうんですか!?」
小夜「主は、そのままでいいよ…痩せてたら、抱きしめられても気持ちよくないから……」
……小夜ちゃん……いい子過ぎやしないか…!
もう、ノックアウト……!!!