第32章 大慰労会
『今剣に小夜ちゃんん!』
今剣「あるじさまー!へへ、きてくれてうれしいです!」
小夜「……待ってた」
私が近くに行けば、2人は嬉しそうに笑みを浮かべながらぎゅっと抱きついてきた。
うん、可愛くてヘブンだ……こっちにも可愛いが溢れてるな……
『ちょっと、2人とも可愛すぎるから……食べちゃうよ?』
本当にパクっと行きたいくらいの可愛さなんだよ、君たち。
あれ、私なんか某アニメの巨人みたいじゃね?気のせいか。
いやぁ、それにしても可愛いって罪だわ…もう可愛すぎて私の脳みそがショートしちゃうからね。
今剣「?たべる…ですか?」
今剣は私の言葉に不思議そうに首を傾げた。
もう首を傾げるだけで可愛いってことを自覚してくれないと私の身が持たないんだけど?
小夜「…主になら…食べられても……」
『え、いいの!?じゃあ早速…遠慮なく…!!』
私になら食べられてもいいってゆう可愛い小夜をめちゃくちゃに抱きしめて甘やかそうと思い両手を広げ小夜に抱きついた……つもりだったが、何故か抱きしめてる感覚に違和感を覚えた。
宗三「はぁ…貴女って人は……」
『………………』
あれ?なんで私は宗三を抱きしめてるんだ?
これは夢か?幻覚か?疲れてるかな、私……。