第32章 大慰労会
『うん、皆一緒に寝よっか!皆と寝るなんてなかなかないし!』
乱「やったぁ!主さんと眠れるなんて、すごく嬉しい!」
乱が嬉しそうな笑みを浮かべながら抱きついてくる。
か、可愛い…!ちゃんとアレ付いてる?って疑うくらい可愛いんだが!!
江雪「今夜が楽しみですね」
小夜「うん…すごく」
皆が嬉しそうに話しているところに、光忠が台所から顔を出した。
燭台切「皆、料理できたから運んでくれるかい?」
愛染「おう!なら、俺が運ぶぜ!」
蛍丸「俺も運ぶ」
そう言いながら台所に歩いていく2人。
な、なんていい子なんだ…!!
後で沢山褒めてあげなくちゃ……!!
すると、包丁が私の近くに来た。
包丁「俺もお手伝いする!そしたらご褒美くれるか?」
『え?あ、うん!もちろん!』
包丁「やった!なら手伝いしてくる!」
私の言葉に嬉しそうに台所に走っていった包丁だった。
なんだろうあの子…ご褒美目当てかよ、可愛いなぁ。
後で、美味しいお菓子あげよっと!
『さて、私も手伝わないと』
何か手伝おうと私が立ちがあろうとすれば、獅子王にそれを止められた。
獅子王「主は座ってなって!さっきまで寝てたんだしさっ」
『え、でも何か手伝わないと…』
長曽祢「ここは俺たちに任せて、ゆっくり座っていろ」
長曽祢は私の肩に手を置きながら優しく笑った。
皆がこう言ってくれてるし、今回は皆に任せちゃおうかな…!
私は、素直に甘えることにした。
『じゃあ、お言葉に甘えて…』