第31章 腰痛に悩まされる
大包平「…寝たか」
疲れていたのか大包平に抱かれたまま眠ってしまったなまえ。
その寝顔を見ながら大包平は笑った。
大包平「子供の様だな…」
一言呟けば、なまえを広間へと連れてきた。
すると広間に居た刀剣男士達が何事だと言うような顔でこちらを見てきた。
加州「あれ、どうしたの……!?」
蛍丸「主になんかあったの?」
大包平「逆上せたみたいで、運んでる間に寝ただけだ」
大包平はなまえをゆっくり降ろせば座布団に寝かせた。
そして、大包平の言葉に皆の目が鋭くなった。
大和守「逆上せた…?」
次郎「それって〜、一緒にお風呂に入ったってこと?」
大包平「あぁ、そうゆうことになるな」
大和守「ねぇ、首落としていい?」
大和守が皆に尋ねれば、全員頭を縦に振った。
加州「いいんじゃない?俺だって主とお風呂入ったことないのに」
鯰尾「えー、加州さんは主の初めて奪ったじゃないですかー」
三日月「はっはっはっ、羨ましいなぁ加州」
大包平「たかが風呂の時間が被っただけで、何を大騒ぎしている」
浦島「たかが風呂!?風呂って言ったら裸だろ!裸!主さんの裸を見るなんて…ズルすぎっ!」
明石「自分もまだ見たことあらへんのに…」
大包平「……落ち着け、大人数とは卑怯だろう!」
大和守「別に、大人数ダメとか決まりないし」
大包平の言葉に皆ムカッと来たのか、ジリジリと攻め寄り大包平を追い詰めていく刀剣達だった。
その後、大包平がズタボロにいじめられたのは言うまでもない。