• テキストサイズ

【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第29章 帰ろう、本丸に





そして、なまえはゆっくりと目を覚ました。


『ん……んん…』


蛍丸「主……?」


なまえの呻き声に、皆顔を覗き込んだ。
すると目を開いたなまえと目が合った


『あ…れ……、みんな…』


大和守「主!良かった…!!」


加州「大丈夫?痛いところない?」


私は、さっきまで前任が作った空間にいたはず……
目を開けば、私の大切な刀剣男士達がいた。
合わせる顔がないと思っていたのに、目を覚ました途端に、安定と清光が飛び付いてきた。


『あ、うん……痛くないよ?』


加州「良かった〜…皆心配したんだよ?」


『心配……はっ!』


私は慌てて起き上がれば、皆の前で土下座をした。


『皆、ごめん!私…皆に酷いことして…』


三日月「?酷いのは主ではなく前任だろう」


鶴丸「そうだぜ?うちの主は優しいからな!」


長谷部「主、顔を上げてください…」


私は長谷部に言われた通りに顔を上げた。
すると、皆涙目になりながらも嬉しそうに微笑んでいた。


一期「帰ってきてくれて、ありがとうございます…」


薬研「おかえり、大将」


燭台切「帰り、待ち遠しかったよ。おかえりなさい」


そんな皆の言葉に私は涙が目から溢れた。


/ 1220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp