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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第28章 前任の憑依





『「離してっ……!!」』


蜻蛉切「っ、これ以上害を加えるなら、離すわけにはいかないっ…!」


蜻蛉切が暴れる前任を押さえ付ける。
それでも前任の力は強く、他の刀も前任を押さえ付ける。


『「アンタ達が言うことを聞かないから害を加えるの!当然でしょ!?」』


同田貫「っ、おい!動くなっ……!」


そんな騒がしさに、部屋にいた短刀達が警戒しながら広間を覗いていた。


包丁「主……何してるんだ?」


小夜「……主」


いつもとは全く違うなまえの姿に、短刀達は酷く怯えていた。

そんな怯えた短刀を見れば、後藤と信濃が察して声を掛けた。


信濃「皆、部屋に居よう」


後藤「そうだな、今…俺たちは行かない方がいい…」


後藤と信濃は、薬研や厚が殴られた姿に、今自分達は中に入るのは適切ではないと思っていた。

すると、いつの間にか包丁と小夜が広間の中へと入っていってしまった。


後藤「お、おいっ!信濃、チビ達は頼んだ!」


信濃「わかった!」


残りの短刀達を信濃に任せて、後藤は中に行ってしまった包丁と小夜を追い掛けた。


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