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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第28章 前任の憑依





今日もいい天気。
襖の障子から、うっすらと太陽の光が入ってきている。
何だかすごく寝たような気がしなくもない…隣も温かい温もりだし起きたくない。


すると、そんな気持ちよさを邪魔しに来た刀剣が居た。


鶴丸「おはよう、主!今日もいい朝だぞ!」


襖を開けて入ってきたのは鶴丸だった。

私はまだ寝ていたい……邪魔するな…
そう思いながら反応せずにそのまま寝たフリを続けた。


鶴丸「…ん?……こいつは驚いた…!これは光坊に報告だ!」


何を騒いでるんだ…こんな朝から。
もう少しゆっくり寝かせてほしいものだよね?

すると、すぐに別の声が聞こえてきた。


燭台切「ん?どうしたの?」


鶴丸「あ、光坊いい所に!アレを見てくれ!」


鶴丸の言葉に部屋の中を覗く燭台切。


燭台切「どれどれ?……!あれは、もしかして…貞ちゃん?」


鶴丸「間違いないな。はは、良かったな、光坊!やっと見つかって」


燭台切「流石は主、仕事が早いね」


鶴丸「けど、一緒に寝るなんてズルいよなぁ…俺だって主と一緒に寝たいのに」


燭台切「それなら主に、一緒に寝ようって誘ってみたらいいんじゃないかな?きっと寝てくれると思うよ、多分」


鶴丸「多分か!?」


燭台切「うん、多分ね?さて、そろそろ朝ご飯だし、起こそうか」


そして2人は、寝ている私と貞ちゃんを容赦なく起こしてくるのであった。


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