第27章 布団で待ち伏せされてた
次郎「はぁ、しかたないね…今日の所は部屋に戻るよ」
日本号「オレも…ぼちぼち寝るか…、ふぁ……」
2人は酔いが回ったのかとても眠そうで、あくびを漏らした。
『気をつけて部屋まで戻ってね?廊下では寝ちゃダメだからね!』
次郎「分かってる分かってるー、それじゃあおやすみなさい」
日本号「おやすみ、また明日な」
『うん、2人ともおやすみ〜』
そう言って2人はふらりと立ち上がれば、自室へと戻っていった。
2人の背中を見送れば、テーブルの上にあったものを台所で洗い物をしている燭台切と歌仙の所へ運んだ。
『やっと全員部屋に戻ったよ。それと、片付けは洗い物終われば終了!』
燭台切「ありがとう主。洗い物もあと少しで終わるし、主は部屋に戻ってゆっくりしていいよ?後は僕たちがやっておくからね」
『え、いいの?』
歌仙「あぁ、かまわないよ。ゆっくり休んでくれ」
優しいな…この子達。
ここはお言葉に甘えて部屋でゆっくり休もうかな。
『ありがとう!じゃあ私は部屋に戻るね?後はよろしく!』
2人に残りの片付けを頼み、私は自室へと向かった。
布団に誰かが待っているとは知らずに…。