第26章 クリスマスに因んだ宴
〜 数時間前 ヤケ酒の原因 〜
大和守「はぁ〜…あ、お酒おかわり…」
長曽祢「今日は飲むんだな…いつも飲んでねぇのに」
加州「だってさ…宴が始まる前のアレ見た?プレゼントで主を釣るとかセコいでしょ〜」
鶴丸「あれって釣ってたのか!?」
御手杵「え、そうなのか!?」
陸奥守「釣ってるって言うよりは、純粋なアイツらの気持ちに見えたんじゃが…どうなんか?」
陸奥守は山姥切を見た。
山姥切「俺に振るな」
獅子王「あーあ、俺も主に何かやりたかったなぁ」
三日月「うむ。だが、物をあげることばかりが愛情とは限らんぞ」
石切丸「そうだね…他にも主へ感謝を伝える方法があるはずだよ」
長谷部「主は何が嬉しいのか……」
明石「でも、プレゼント貰って嬉しそうに泣いてはったし…やっぱり形に残る方がええんとちゃいます?」
蛍丸「残らないものじゃつまんないよね。俺も主を泣かしたいな、いい意味で」
加州「んー……あー、考えてもぱっとしない…今日は飲む!」
大和守「僕も。何か他の刀剣と主の親密度が上がる度に首落としたい衝動にかけられるんだよね」
物吉「えっ!?だ、ダメですよ!切るのは時間差行軍だけですからね…!」
髭切「うん、皆の主だからね…仲間割れはいけないよ?」
大和守「分かってるよー、だから今日は皆で飲もう!」
蜂須賀「ヤケ酒も程々にしないといけないな」
数時間後、ヤケ酒組は皆グロッキーになったのは言うまでもない。