第26章 クリスマスに因んだ宴
『さてさて、気を取り直して……鯰尾のプレゼントを開けるね?』
鯰尾「はい!どうぞ!」
私は鯰尾からのプレゼントを開けた。
なんだろうと思いながら袋から取り出した。
『なんだろう…わぁー可愛い黒いワンピース……って……え?』
袋から取り出せば、フリルの着いた可愛いワンピースかと思ったが、広げてみればメイド服だったので私はフリーズした。
加州「これって、メイド服ってやつ?」
鯰尾「そうみたいですね?これを見た瞬間、主に着せたいと思ってプレゼントしました!どうですか?」
どうですか?じゃねぇよぉぉ!!!!
お前ら何なんだよ、兄弟揃ってコスプレ大好きか!
びっくりだよ、私は!
『鯰尾……やっぱり見かけによらずスケベだよね』
鯰尾「えー?スケベとか人聞き悪いですね!俺はただ、主のメイド姿がみたいだけですよ?あ、ついでに御奉仕してもらえたら嬉しいんですけど!」
『…………………………』
御奉仕とか、やっぱり下心あるんじゃねぇかぁぁぁ!!
何言ってんの、ほんとに。
包丁の方がまだ可愛げあるよ?ほんとに。
何なんですか、ほんとに。
兄弟でもこんなに違うものかね…。
大和守「僕も主に奉仕されたいなぁ…メイド服とか、主似合いそう」
加州「まぁ、主は可愛いし。あ、安定が奉仕してもらうなら俺もお願いね、主」
『いや、奉仕しないから!!何勝手に決めてんの!』
奉仕って性的の方だろ、コイツら…
可愛い顔してエロいな、ほんとに!
欲求不満か!!