第26章 クリスマスに因んだ宴
そんな事を1人で考えていれば、包丁が不安げな表情を浮かべながらこちらを見てきた。
包丁「主……嬉しくなかったかぁ?」
『え!?あ、いや…う、嬉しいよ!すっごく嬉しい!』
私なんかにプレゼントをくれたこと自体は嬉しいよ!
だが…これをいつ着るか……だよね……
でも1回は着ないと包丁が泣き出しそうだし…
そう考えていれば、包丁が声をかけてきた。
包丁「嬉しいなら着てくれるか?」
『え?もっ、もちろん着るよ…!』
包丁の可愛さについ、着るよ!なんて言ってしまった
ナース服着て本丸歩くとか恥ずかしすぎて無理なんだけど……!
すると包丁が爆弾発言をしてきた。
包丁「なら今!今着てほしいぞ!」
『い、今!?!?あ、後で着てあげるから!今はダメ!』
包丁「えー……。まぁ、主の可愛いナースさんを見ていいのは俺だけだから後でいいや!」
見ていいのは俺だけとか、可愛すぎか!!!
あぁ、可愛い…!ショタに独占されたら私は萌え死ぬけど…!
私は包丁の可愛さに強く抱き締めた。
『包丁可愛い…!なら包丁の前でだけナース服着るね!』
包丁「おう!それなら満足だなぁ!」
嬉しそうに包丁は笑った。
すると、私の発言に納得いかないような顔をした薬研が隣に居るが、とりあえず放置しよう。