第5章 沖田組
安定「…………」
私と清光の姿を羨ましそうに見てくる大和守くん。
しかたない、あんな捨て犬みたいな目をされたら放っていけないじゃないか…
『安定くん、おーいーでー』
見兼ねておいでと手招きをする。
安定「……べ、別に…」
安定は目をバッと逸らしながら赤面した。
『いいから!おいで!ついでに手入れで綺麗にしてあげよう!』
安定「ま、まぁ手入れならしかたないから…」
赤面したまま手入れを言い訳して近くに寄ってきた。
可愛いやつめ…
『よしよし、手入れするから斬らないでね?』
安定の頭を優しく撫でてから忠告しておいた、一応←
安定「斬るわけないじゃん」
そう言って私をぎゅっと抱きしめてきた。
『ふぁ…!?どどどどうした!デレ気か!』
安定「っ…うるさいなぁ!早く手入れしてよ!」
『わかったわかった。じゃあ、とりあえず清光から』
二人の頭を撫でながら、清光から先にやろうと思い唇にキスした。
清光「んん…!?!?!?」
いきなりのキスに目を見開いてビックリしている清光
それを見た安定もビックリしている。