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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第25章 初めての市街地





『………………え?』


見慣れた4人は黒いサングラスを掛けていた。
でも見た目からして、鶴丸、清光、安定、浦島にしか見えないんだけど……私の気の所為?幻覚?


加州「静かにしてよ……!バレるでしょ…!」


いや、声も清光なんだけど……え?どうしたの君たち。
なんで居るの?ストーカーしてきたのか!?
とりあえず、私は正体を知るべく席を立ち4人に近付いた。


『………………』



鶴丸「……お、おい…主がこっちに来たぞ……!」


浦島「やばっ……!」


こそこそ話している4人に近づけば声をかけた。
近くで見ればうちの刀剣男士だとすぐに分かった。


『……なんでここに居るの!?』


加州「あ、バレた」


鶴丸「何の驚きも披露できなかったな」


大和守「だから驚きは要らないって!」


浦島「主さん!俺達も一緒に行きたかったんだけど、言い出せなくて……着いてきちゃったんだ…ほんとごめんな?」


浦島が手を合わせこちらをチラリと見てくる。


『行きたいなら言ってくれれば良かったのに…もう私達帰るところだったよ?』


加州「ごめん、主…。今度は2人きりで…!」


大和守「あ、ずるい…!僕だって主と2人がいい!」


またまた言い合いを始めてしまう可愛いお2人。
2人きりだったらデートになるが、何だかんだ充実できそうだなと思った。


『はいはい、分かったから!今度は一緒に買い物行こうね?』


浦島「俺も主さんとデートしたいから、今度誘うなっ?」


『うん、可愛い子なら大歓迎!』


鶴丸「なら俺も、主をデートに誘うとしよう!」


『…………楽しみにしてるね?』


鶴丸「なんだ、その間は!まぁ、別にいいが…」


そんなにデートをしたいものなんだろうか…
あ、興味本位かな、きっと。
デートとかリア充みたいで幸せだ…どんなデートがしたいか妄想でもしておくかね!

そんなこんな、皆で仲良く本丸に帰城した。


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