第25章 初めての市街地
『うん、クリスマスってゆうイベントだったんだよ!まぁ、簡単に言えば美味しいものを食べる宴みたいなものかな?』
秋田「そんないべんとがあるんですね…素敵ですね!きっと本丸の皆さんも喜ぶと思います!」
『それならいいんだけどね!あ、鳴狐が言ってたお酒も買っていこうかな、豪酒もいる事だし多めにね』
私達がそんな話をしている間に、包丁は腕いっぱいに抱えたお菓子をこちらに持ってきた。
包丁「選び終わったぞっ」
あぁ、腕いっぱいにお菓子抱えてる姿可愛い……
たまらない…写真撮りたい…!!
あ、ついでにカメラ買っていこうかな、いい機会だ!
『じゃあ、これで払ってきていいよ』
包丁「うん!ありがとう!」
私は包丁にお菓子が買えるくらいの金銭を手渡した。
すると包丁は嬉しそうにお菓子を買いに小走りで走っていった。
〜 数分後 〜
数分後、お菓子を買いに行った包丁が戻ってきた。
包丁「買ってきたよ!」
『おかえり、包丁!じゃあ次はお留守番組のお土産と、鳴狐の買いたいものを買いに行こう?』
包丁が戻ってくれば、皆で食品の売り場へと向かった。
〜 食品売り場 〜
鳴狐「…………これが欲しい」
売り場に来れば、鳴狐が立ち止まり油揚げを指さした。
『油揚げが欲しいの?』
鳴狐「うん……」
『じゃあ、多めに買っていいよ!』
私の言葉に鳴狐は嬉しそうに目を輝かせた。
やっぱり狐って油揚げが好きなのか…!
こんのすけも油揚げ好きみたいだし。
おいなりさん作れるし多めに買っておこう。