第25章 初めての市街地
〜 ストーカー組 〜
加州「今度は食べ物ねぇ……」
浦島「今度は中まで着いて行っても良くない!?」
大和守「んー、確かに広いから大丈夫そうかも」
鶴丸「よし!なら後をつけるぞ!そして、とっておきの驚きを!」
大和守「だから驚きは要らないってば」
そんな4人は、お買い物組の後に続いて店へ入っていった。
〜 お買い物組 〜
包丁「わぁ、お菓子がたくさんある!」
只今、包丁のリクエストでお菓子コーナーに立ち寄っている。
大好きなお菓子がたくさん並んでいる光景に、包丁は目を輝かせている。
『包丁、好きなの選んでいいからね?』
包丁「うん!」
そんな包丁の隣で、私もお留守番をしている皆に何かお土産を買っていかなきゃなと思い周りを見渡すが色々ありすぎて定まらない。
とりあえず、近くにいる皆に尋ねることにした。
『ねぇ、本丸にお土産買いたいんだけど、何がいいかな?』
鳴狐「……お酒」
鯰尾「んー…何がいいんですかね〜」
乱「あ!アレなんてどうかな?」
乱が指さす方を見れば、お菓子コーナーから少し離れた場所でクリスマスで売れ残ったチキンやケーキが安売りしていた。
安売りの割には量も多そうで、私はそれを買うことに決めた。
『あれなら量も多いし、いいかも!』
五虎退「お、美味しそうですね……今日は何か、いべんとがあったんですかね……?」
五虎退は売り場のクリスマスのポップを見れば、不思議そうに首を傾げた。