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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第24章 時には甘えも必要です





頭を撫でれば、長谷部は視線をこちらに向けた。


長谷部「っ…すみません……こんなこと言って。つい、主に甘えてしまいました…」


『良いんだよ、甘えて。今まで辛い思いしてきたんだから……長谷部が頑張ってること、私は分かってるからね。いつもありがとう』


長谷部「…主っ……!」


するといきなり長谷部は起き上がり、私にガバッと抱きついてきた。


『ちょ、いきなり過ぎだから……!』


いきなりはビビるから!
私って意外と小心者なんだからね!?

そう思いながらも長谷部を抱き返して、優しく髪を撫でてあげた。


長谷部「すみません…。主、今日だけは隣で寝ていただけませんか?」


『いいよ、一緒に寝よ?』


私の答えにぱぁっと顔が明るくなった長谷部
見た目は大人でも、やっぱり甘えたい時はあるよね。

そう内心思いながら、長谷部と共に布団に入った。


長谷部「主…大好きです」


『えー、なんか照れるなぁ……私も大好きだよ』


長谷部「ありがとうございます…主……」


長谷部は安心したのか、目を閉じれば規則正しい寝息を立てながら眠ってしまった。


大好きに決まってる。
長谷部に限らず、皆大好きだ。
もっと仲良くやりたいし、もっと愛したい
皆の心の闇は私が拭ってあげたい
そして、たくさんの愛をあげたい

……私みたいにならないように……。


私は長谷部の寝顔を見たあと、ゆっくりと目を閉じて眠りについた。


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