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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第24章 時には甘えも必要です





私はあれから、粟田口の部屋を後にしてお風呂を済ませた。


『はぁ、いい湯だった…あ。そう言えば包丁から貰ったお菓子があったんだった…』


着替えたポケットから貰ったお菓子を取り出せば、ぱっと長谷部の顔が浮かんだ。


『長谷部にあげようかな…疲れてそうだし』


私はそう思い、長谷部の部屋へと向かった。



〜 長谷部の部屋 〜


不動「あーあ、お前が邪魔しなければ今頃主の部屋で眠れたのにさぁ」


長谷部「そんなこと俺が許さん」


亀甲「それならボクだって、ご主人様と一緒に寝たいね」


長谷部「だから許さんと言っているだろう!」


はぁ、コイツら……主主と…。
お前らが主と寝るなら、俺だって主と……って、いかん!俺としたことが、煩悩に侵されているな…

そんなことを考えている長谷部の元に、主であるなまえがやって来た。


『長谷部〜、いるー?』


長谷部「…あ、主!?」


なまえの事を色々考えていた長谷部は、いきなり聞こえたなまえの声にビクリと肩を揺らした。

すると、ゆっくりと襖が開いてなまえがひょこっと顔を出した。


『あ、やっほー』


亀甲「ご主人様!添い寝しに来てくれたのかい?」


不動「添い寝なら俺だろ!」


『あ、いや。添い寝しに来たわけじゃないんだけど』


添い寝って…どんだけ甘えん坊なの。
まぁ、それはそれで可愛いんだけども。


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