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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第24章 時には甘えも必要です





『いったた……』


支えようとしたが、咄嗟のことに対応出来ずに一緒に倒れ込んでしまった。


不動「あれ、痛くない…」


『私痛かったんだけど…!』


私が不動に押し倒されている体勢なため、痛いのは私だけだった。
すると不動がそのまま私を抱き締めてきた。


不動「あったけー……寒かったからちょうどいいや」


『……は?ちょ、離れろー!このまま寝る気なの!?だいぶ重いけど!?』


不動が抱きついたままこちらを見てきた。


不動「なぁ、今日から抱き枕になってくれない?」


『嫌です』


不動「いいだろー、減るもんじゃないんだからさぁ」


『減らないかもしれないけど、私の疲労ってゆうメーターが増えちゃうんだよ、分かるかな?』


不動「んー、分からないかな〜」


そして、更にぎゅっと抱きしめてくる不動。

抱きつくのはいいんだけど、とりあえず降りてくれないかな…この子。
わりと重いんだって…長時間だと尚更……


『不動、とりあえず降りようか』


不動「なんでだよ…あ、俺がダメ刀だからか!?そうだろ!」


待て、ダメ刀とかひと言も言ってないからね!?
自らダメ刀とか言ってないでさっさとダメ刀返上しろ、お前はダメ刀じゃないんだから……本当に。


『はぁ、ダメ刀じゃないよ。不動はいい子だから。だからどけ』


不動「嫌だね、離したらどうせ俺を置いて部屋に戻るんだ」


そう言って更に抱きしめながら、赤くなった顔をこちらに向けてくる不動。
なんか照れてるみたいで可愛いかも……?

まぁ、離してもらったらダッシュで部屋に戻るけどね!うん!


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