第5章 沖田組
『いったー……顔削れるかと思ったわ』
私は廊下を走って逃げてる際に、部屋から出された手によって知らない部屋に引き込まれたのだ。
その衝撃で派手に顔面から転んでしまった。
普通アレだろ!
転びそうな所を誰かが抱き寄せてくれるとか…!
女の子が憧れる感じはないのか!!!
まじ顔面削れたかもしれん。←
『ここは…どこ、私は誰』
周りをキョロキョロと見渡せばいきなり話しかけられた
?「アンタ、大丈夫?」
話しかけてきたのは赤と黒を基調にした子
決してショタではない!
『えっ…うわっ!!!誰!?こんな部屋に引き込んで…私を襲う気!?』
?「は?なに…ほんと頭大丈夫?」
次に声をかけてきたのは、ポニーテールの女の子。
かわいいのに毒舌?気のせい?
『私の頭はいつでも正常です、はい。ところで、どなた……?』
起き上がり二人から距離をとれば、だれなのか尋ねた。
?「俺、加州清光」
?「僕は大和守安定」
『……え?あ…はい…どうも』
え、案外素直なんだけど…え?
斬りかかってくる様子もない
本当に刀剣男子か…?
つい素直過ぎて逆に怖い!
いや、これが普通なんだが…
前回会ったやつらが反抗的だったから、そっちばっかり免疫強くなってしまったよ…あぁ…