• テキストサイズ

【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第24章 時には甘えも必要です





『んー……蔵にはいなそうだったけど…小屋はあんまり探ってないから、また時間ができた時にでも小屋を探してみるね?』


その言葉に嬉しそうな笑みを浮かべる燭台切


燭台切「ありがとう、主。その時は僕も手伝うから言ってよ?」


『えー、光忠はご飯作ったり片付けしたりで大変なんだから大丈夫だよ!私なら暇そうな刀剣連れていくからさ』


燭台切「そうかい?ならその時はよろしく頼むよ」


そう言いながら、私の頭を優しく撫でてくれる燭台切。

表向きはニコニコして辛さを見せないが…きっと相当疲れているんだろうなと私は思った。

あ、そう言えば…蔵から持ってきたお風呂の入浴剤があったんだった!
あれを入れてお風呂に入れば光忠の疲れも取れるかもしれない!


『光忠、脱衣場にあるダンボールに入浴剤が入ってるから、それを使ってお風呂に入ってきたらどう?疲れ取れると思うよ?』


燭台切「!本当かい?なら、主のお言葉に甘えて…鶴ちゃんと伽羅ちゃんを誘って入浴してこようかな」


『うん!ちゃんと疲れを癒してきてよね、光忠はいつも忙しいんだから!』


燭台切「うん、分かっているよ。じゃあ、お先に」


そう言い残して、燭台切はお風呂に入りにいってしまった。
一人になった私は再び天井を見上げていれば、誰もいないはずの広間に誰かの規則正しい寝息が聞こえてきた。


/ 1220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp