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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第23章 愛情不足な彼ら達





石切丸「支えるだけで歩けるか…正直不安だけどね…」


そう言いながらも、起き上がる私の背中を支えて抱き起こしてくれる石切丸。


『ありがとう、石切丸〜』


石切丸の力を借りて何とか起き上がった。
立ち上がれば腰に痛みを感じるものの、歩けなくもない…!


石切丸「主…ほんとに大丈夫かい?無理をすると悪化してしまうかもしれないよ?」


『だって、抱っことか恥ずかしいし……!』


石切丸「そんなことを気にしていたのか…それなら心配することないだろう、今更」


『へ?』


今更って何…!?
私まだ石切丸と話したことないんだけど!?
はっ……もしかして…ヤってたのがバレたとか……
うわ、考えたくない……!!

そんなことを考えていれば、石切丸がほんのり笑った。


石切丸「主なんだから、もっと私達を頼っては如何かな?」


『え?頼ってるつもりだけど…』


石切丸「そうかな?なら、抱っこしても問題ないね」


そう言って、石切丸はいきなり私をお姫様抱っこをした。


『えっ…そ、それとこれとは話が違うよね……!?』


石切丸「違くない、腰が痛いんだから身体を労らないとね」


『え?ちょ、ちょっと待てぇぇ!!』


石切丸はそんな私を無視して姫抱きにしたまま、広間へと足を進めた。


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